クリスマスツリーの音を聞いたことがありますか

15.12.2017

もちろん全部が大事なのだけれど

まずはツリーを置く場所の確保のための準備から。

雪の森を歩くのは、とても気持ちの良いものです。「これだ!」というものを探しながら静寂の音を聴きながら新鮮な空気を吸い込んで。

自分でのこぎりで切り倒すところも、私にとっては重要な作業。ツリーを切って車に運び終えた時の気持ちは、とても素晴らしいものです。

私は毎年、実家を訪れてクリスマス用の木を切る許可をもらい、森から自分のクリスマスツリーを手に入れられる幸せを両親に感謝する機会でもあるのです。

私がクリスマスに欲しいものはツリーだけだと両親に伝えたことがあるかはわからないけれど、Joensuuの大学で学んでいた頃父がサプライズで125キロ運転して小さなツリーを届けてくれたことがありました。

 

ちゃんと父にお礼を言ったかしら。その行動にあまりにもびっくりしてしまって。

木を家の中に運び入れるのは時間も労力も必要です。正確な高さと真っ直ぐに立たせることが重要なのです。

本物の木を家に入れるのは、毎年の最高の楽しみ!!

そしてツリーのトップにスターを付けるには、木が十分に乾いてからなのが大事。時々チェックして待ちます。

母になってからは、デコレーションは子供達がやりたいようにやらせるのを見守るのが大事になりました。

私にとっては、ツリーが暗い12月の夜をどう明るくしてくれるかが重要。

とは言っても、幾つか特別な飾りもあります。1つは10年ほど前に母が私に作ってくれた天使のオーナメント。もう1つはノルウェーに住んでいた時に手に入れた星。

「ママ、ほら天使だよ」

子供達も、それが私の大切なものだとわかっているんです。

冬には、私たちの生活は暖炉の周りが中心となるけれど、クリスマスの時期はみんなが集まるのはツリーの周りです。

枝に触れてツリーの美しさを感じずに過ごす日はありません。

そして木の音。それは以前よりもっと大切なものになってきました。

雪の中から運び込まれる木が溶けていく時の音はそんなに長く続かないけれど、まるで木が話しているようにさえ感じます。まるで何かの歌をハミングしているような。

年を重ねるにつれ、その音はますます特別に感じられるようになりました。

魔法のような、立ち止まって聴いていたくなるような音。

ここ数年の我が家のクリスマスツリーです。

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