忙しい子育て期の地獄(と天国)

14.3.2018

「ママ、本当に疲れているんだと思うよ」と彼女は言った。

娘の顔に失望が浮かぶのを見て、私は本当に泣きたくなった。彼女はKiteeウォーターパークへのお出かけをずっと前から楽しみにしていたのに、ようやくそこにやってきた時私は疲れを隠せなくなっていた。

「うん、ママすごく疲れてるの。ごめんね」

「でも、ちょっとサウナに入ろう。そうしたらもっと元気になって水の中で楽しく過ごせると思う。」と私は答えました。

そして、外はマイナス28度の凍えるようなフィンランドの冬の日、私たちはそうすることにしました。

サウナに入っている間、私は一時全てを忘れて子供達と過ごすことだけを考えることにしました。

結果的に、私たちは数時間そうして楽しく過ごすことができました。子供達も私も。夕方には、自分の時間をとってゆっくり過ごし、子供達は自分達で遊んでいました。

フィンランド語に、忙しい子育て期を意味する“ruuhkavuodet”という言葉があります。

この時期は、常に子供と仕事と結婚生活や交友関係と個人的なウェルビーングのバランスが大事な時だとは知っていました。でも(当時は知らなくて幸せだったけれど)それが実際はどんなに疲れるものかはわかっていませんでした。

働く親はみんな、家族みんなが洗濯された服を着てテーブルの上には食べるものが載っていることが幸せなことだと知っています。

ストレスホルモンの数値が上がっている。

継続するストレスが心と身体にどんな影響を及ぼすかは知っているけれど、どうすることもできない。一度に一つのことだけをやってみようとしても、別のことにもエネルギーを費やさなければならなくなる。

家族の誰かが体調を崩して、すべてのペースが乱れたり。

そういうシチュエーションが続くと、シニシズム(皮肉)という危険なものが自分の中で大きくなり始める。

継続するストレスを打ち負かす10の方法についての記事を読んだことがあります。「なんなの!大して役に立たないような事を、なんでやらなきゃならないの」と怖くなりました。

子育て期には、最小の努力で最大の効果が得られるものが価値あるもの。

たとえほんの短い時間でも、外で一緒に過ごす時間はそのランクングの上位に位置します。

私たち家族にとって、冬の間それはクロスカントリースキーだったりスケートやそり遊びのように雪の中でする遊びです。

もちろん、外に出かける努力は不可欠です。でも何年も経験してみて、親にとっても子供にとっても外で過ごすことの価値は睡眠は食欲や気分など、様々な面で素晴らしいと実感しています。

外で過ごそうがベーキングか何かであろうが、メンタルを使うものと組み合わせて他のものを忘れるように工夫すれば、たった15分(5分でも)が自分にも子供にとっても奇跡を起こしてくれると気づくはず。

大人と同じように子供達も疲れを感じ取るけれど、彼らは同時に「その時」も感じているのです。

アクアパークでの娘の言葉を聞いて、私の忙しく疲れる時期は同時に彼女達にとっての子供時代でもあるのだと気付いて、本当に申し訳なく感じました。

幸運なことに、この冬の写真を振り返りながら娘の言葉は必ずしも全てではないと気が付きました。疲れきった瞬間だけでなく、エネルギーに溢れた一緒に過ごした時間もあったのだから。それは大きな出来事ではなかったかもしれないけれど、結果的に人生では小さな出来事こそが大きなものであることもあるのだから。

簡単なことではないけれど、忙しい子育て期に自分のケアをする時間も作り出してみて!そして自分に多くを課し過ぎない事も知るのも大切。私たちはみんな人間だし、一人には一人分しかできないのだから。

この題材に関して、”Trying Your Best is Enough”.という記事も書いています。 

私のブログシリーズ“On the Way to Simple Living (17 parts)では、仕事と家庭のバランスの取り方についての工夫がたくさん書かれています。

(2014年に書いたシリーズなので、私たちのサヴォンリンナの家の写真もたくさん載っています🙂 )

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