単純に良い生活への夢

19.4.2014

「Puruvesi湖のそばに家を借りて田舎で生活するのはどう思う?」

去年のボートで過ごしていたある夏の日に、夫はそう尋ねてきました。娘たちはキャビンで昼寝をしていて、私たちは二人でコーヒーを飲んでいるところでした。

「すごいアイデアだね!やってみようよ!」が私の自然に出た答えでした。「子供達はすぐに学校に上がるのでもないし。今が一番いい時期だよ!」と続けたのです。

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ちょうど、夏の間のボートでの生活がどんなに楽しかったかを話していたところでした。シンプルで自然の中で過ごせた日々に、どんなに身心共に気持ちよく入られたかを感じていたのでした。街での生活はどんどん自分たちにとって意味のないように感じてきました。

なので、自分たちにとって意味のあるものの近くで暮らせる方がいいと思わない?

それに、幸せでいるのにはそんなに多くは必要でないと思っていたところだったのです。自分たちの家族の生活には、量はそんなに要らない、必要なのは質だ、と。必要としていたのは、シンプルに良い生活を共に送ることだけでした。60歳になって「あの時ああしておけばよかったね」と言いたくないのです。私たちは心の言うままに直感を信じる勇気がある30歳でいたいのです。

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でも。夫は田舎に住んだことなどありません。街の灯りのないフィンランドの長く暗い冬がどんなものか、経験したことがないのです。いろんなスキルを持ったスカウト経験者で、自然の中での趣味はたくさんあったけれど、田舎で毎日の生活をするには程遠いものです。最寄りのスーパー(と街灯)まで家から15キロの場所には。

そして私は。人生の16年を田舎で過ごしてきたので、暗闇がどんなに深いものかわかっています。けれど、子供の頃に育ったのと二人の幼い子供を持つ働く母としてでは、田舎での生活もかなり違ったものです。40キロ離れた救急に、病気の子供を連れて行くのがどんなものかもわかりません。

私たちはカラフルな街での家もとても気に入っています。自分たちには十分な広さだし生活もしやすく、なんでも近くにあるし。自然に近いシンプルな生活へのロマンチックすぎる気持ちを基に、そんなに大きな決断をするのは賢明ではありません。

フィンランドの田舎の、湖のそばにの家での暮らしに対する現実的な考え方。それが私たちにとって必要なものでした。

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それに向かって努力していると、物事は前に進むものです。秋には、私たちは借りる家を探し始めました。

1月に出席した友人の結婚式に来ていた友人が、私の両親の農場に近いPuruvesi湖そばにコテージを所有している事に気がつきました。そして思い切って聞いてみようか?と思いついたのです。

完璧なものに出会えました。冬の間、そのコテージは空いていたのです。私たちのプランにぴったりで、そのプランは友人のものと一致したのです。

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そして私たちは今、未来の自分たちの家にやってきました。次の9月から2015年の5月の終わりまで私たちの家となるコテージの階段で夫とコーヒーを飲んでいます。

コーヒーを飲んでから、夫は薪割りを始めました。彼が樺の木を見ているのを、私は微笑みながら見ていました。肉体労働を嬉しそうにしているのがわかったからです。

夫が森で作業をしている間、私はコテージの周りを歩いてみました。家の道となる場所の写真を撮り、スモークサウナの隣に腰掛けて娘たちが湖で泳ぐのを想像したり、コテージや周りの写真をどうやって撮ろうかと思いを巡らせていました。

自分は何て幸運なんだ、と思いました。

そして、人生はなんと素晴らしいのか、と。ただ試してみることも大切なのだ、と。

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この最後の写真を見ると、とても心が落ち着きリラックスできるのです。自分と家族にとっての次のステップに向かう準備が出来た気がして、ワクワクします。多くの試練や、ポジティブではない驚きもたくさんあると思いますが、そうだとしても心は穏やかで自信に満ちています。きっと私たち家族にとって良い決断である、と確信しているのです。

これは次の秋の、キッチンとリビングからの景色です。9月にポーチでヨガの練習をしながら見ることになる眺めです。

退屈に見えるかもしれないけれど、私にとってはソウルスケープなのです。単純に良い生活の象徴の眺め。私の夢の象徴。

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